自分探しってバカなことなの?

ちょっと前?に「自分探し」って言葉が流行りましたよね。

特に大学生前後くらいで、まだ将来何をやっていきたいか定まらない人が海外を放浪したり、職に就かずニートのままフラフラとした生活をしたり…。

で、最近は「本当の自分なんて結局どこにもないよね、自分探しなんてバカがすることだよね」って風潮になってる感じがします。

私も基本的には賛成で、本当の自分がどこか別のところにある、なんてのは幻想だろうなと、これまでの人生を振り返ってみて思います。

ただ一方で、自分探しをする感覚というか錯覚というか、そんなのは理解できる気がします。

一人旅ってしたことありますか?もし時間が少しでもとれるなら、一度は一人旅をやってみるとよいと思います。

できれば全く文化や様式が違う海外の方がよいと思いますが、言葉や時間、お金など様々な理由で難しいこともあるので、国内でもいいと思います。

一人旅をすると、普段の生活で縛られているしがらみから解放される感覚があるんです。

例えば、どこぞの地場の銭湯に入って、たまたま出会った地元のおじいちゃんと話してみる。そうすると、年齢とか社会的地位とか全く関係なくて、日常生活で困っていること、友達の輪に馴染めないとか、単位を落としたとか、仕事で失敗した、昇進に失敗した、そんないろんなことがなんでもないことのように感じる。

こう書くと「あたりまえじゃん」ってなるんだけど、頭で理解するだけじゃなくぜひとも実践して「解放」を実感してほしい。

私は幸運にもイギリスに留学させてもらう機会があったのですが、とある寒い日にコートを着て地下鉄に乗っていたら、隣にはガタイの大きいお兄ちゃんが半そでで座ってた。見渡すとホントそれぞれの服装をしてる。

なんか、いつも使ってる日本の電車でこんな場面に遭遇すると、「こんな寒いのに変な人だなぁ」ってなるんですよ。でも、イギリスではみんながバラバラすぎて、「寒いと思ったらコートを着ればいいし、暑ければ半そででいいじゃないか」って感覚になった。

で、何が言いたいかっていうと、自分探しってのはこうやって、普段、無意識に縛られてた常識をぶっ壊してみることなんだろうな、と。で常識をぶっ壊すと、本当に自分がやりたいことを、世間体とか承認欲求とかから解放されてやることができるってことなんだろうな、って思います。

探している本当の自分ってのは、世間体とか承認欲求とは関係なく、たとえ一人でも延々と楽しめるものなんだろうな、と。

そうすると、確かに「自分探しなんてバカがやることだ。頭のいい人はそんなことしない。」ってのも的を得ていて、頭のいい人と世間から思われている人は、結構自分のやりたいことをやってるんですよね。

だからさ、自分探しをしたい人はバカだと思われてもいいじゃない。

だって、自分探しって常識のしがらみを切っていく作業なんだし、常識に照らして「あいつはバカだ」とかって声から解放されるためのものなんだよ。

で、一つだけ大切なことは、解放された後はまた日常の中に戻ってくること。

最初にも言った通り、「本当の自分」はどこかにあるわけじゃない。心を解放して、そんなに周りばっかり気にせず、自分の好きなことやっていいんだっていう自信を持って日常に戻る。

あえて言えば、そこからが本当の自分探しで、自分ってのは今この日常の中にいるんですよね。

結局はそういう結論になるんだろうけど、一周遠回りしてみるのも悪くないと思います。

不要なしがらみにとらわれずに、やりたいことを存分にやってください。

きっと楽しい人生が待ってます!

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